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卒業アルバム制作に大事な2つのポイント

今回は、卒業アルバム制作においてとても大事な2つのポイントをご紹介。
特に準備作業を生徒様と進められている先生様や、大学・専門学校の団体様へもオススメな情報になっています。

この2大ポイントを抑えることができれば、原稿の準備に失敗しない!?かもしれません!

 

■まずは「載せたい」写真ではなく「載せないといけない」写真の選定を

学校様や生徒様が手作りされる場合、主に切り貼りかソフトでレイアウトのご指示をいただき、毎年とっても可愛いレイアウトやカッコ良いレイアウトの原稿が届きます。

しかし入稿されるまでの過程には、
「ページ構成をどうしたらいいか…」
「写真データの整理が全然進んでません…」

と、こんなご相談をよく頂くのです。

詳細を伺うと
「写真の整理に着手したものの、何の写真が必要なのか分からない」
「大量データの“まとめ方”が分からない」

ということ。
これらのご相談には共通した問題点があり、それは「とりあえず載せたい写真を選んでいる」という傾向です。

載せたい写真は、後々載せないといけない写真が明確になった時、スペース確保のため削除されてしまいます。
ムダのない写真選定を進めるには、最初にアルバム全体の内容=構成を決めないといけません。

 

 

■次に大事なのは「ページ構成」と「時系列」の整理

卒業アルバムは表紙から始まり、最後の裏表紙まで中身の展開があります。
おおよそは、校長先生様のお写真やお言葉があり、先生方の写真、そして生徒様の写真という順番。この掲載される内容の順番こそが「ページ構成」なのです。

また構成されたそれぞれの内容の写真は、「時系列」に沿って並べるのがオススメ!

アルバムは見返した際「この時にこんなことをして、その後にこんなことがあったんだなぁ」と当時の情景をよみがえらせてくれるものですが、冬に行った行事から始まり、夏の写真が続く等して写真が時系列にまとまっていないと、思い出の走馬灯が上手く回らない可能性もあります!

 

「ページ構成」を決める際のヒント

一般的なページ構成は

職員様&学校の紹介

生徒様個人写真

1年生~卒業前年度までのページ

最高学年時のクラス&行事写真

3年間の総まとめ

という順番です。
まずはこのように「内容の順番=構成」を先に考えてから、その内容に沿った写真選定をすすめていくようにしましょう。

 

旅行などの行事がない大学・専門学校様の構成は…

大学や専門学校様でよく使用されるページ構成はこちらです。

個人写真のページ

1年生の思い出

2年生の思い出

3年生の思い出

4年生の思い出

各ゼミの集合写真ページ

4年間総まとめ思い出ページ(校内、学祭、実習風景、国家試験勉強中の様子の写真など)
という流れになります。

大学や専門学高様は卒業式後に納品を希望されることも多く、その場合、最後に卒業式や謝恩会の写真掲載が可能になるので、晴れ姿の写真が沢山見られ、色鮮やかで華やかな卒業アルバムに仕上がります。

 

 

■ページ構成は自由に!時系列はできれば正確に!

いくつか一般的なページ構成をご紹介しましたが、型にはまった形ではなくとも、自分たちが思うように自由な構成でももちろんいいと思います!

建物の写真より笑顔の写真を多めに、や、1年生の写真より4年生の写真を多く、または、集大成の卒業作品を全員分載せたい!など生徒様の想いを大切に構成していただければステキなアルバムに仕上がるのではないでしょうか。

別の学年の写真が混じっていた、ということのないよう、写真の時系列は都度都度整理していただいて、年度や行事に合った写真をお選びくださいね。

その他、卒業アルバムのページ構成や写真選定でのお悩みは、いつでもお気軽にご相談ください!